新卒採用にかかるコスト
前回、自社の採用コストを知っていますか?では、採用コストについて記述しました。今回は続編です。
新卒採用にかかるコスト
新卒を多く採用したい場合、採用コストは多額になります。2016年新卒採用に関する「マイナビ企業新卒内定状況 調査」によると1社当たりの新卒採用費総額の平均は556.0万円、1人当たり平均50〜60万円のようです。
新卒採用コストで注目すべきは、欲しい人材と企業の特性によってはコスト高を考慮する必要があるという点です。例えば「理系の優秀な学生が欲しい」場合は採用コストが多くかかります。また、無名な企業は有名企業に比べると優秀な人材が集まりにくいため、採用コストが上がる傾向にあります。
中途採用にかかるコスト
即戦力となる中途採用の場合は、業種・分野により採用コストに差があります。
業種別に中途採用を見ると、「流通・ 小売」「サービス・インフラ」業界は人材の需要が他の業界より高いため、採用コストも高くなります。しかし「広 告・出版・マスコミ」や「金融」は、転職希望者に人気が高い業界なので、採用コストが低く済みます。なお、中途採用のコストでは広告費用約227万円、人材紹介費用約561万円、1人当たりの平均採用コストは約40万円とのデ ータがあります。
現在、社会全体が採用難であり、より良い人材を確保するために必要な経費、採用コストが年々高騰化しています。 費用対効果も大切なことですが、まずは、現状の求人情報・採用サイトを見直し、ターゲット層と求人の内容が合っているのかを確認し、効果を高めることが重要です。
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